感覚的なことを言葉にするのは難しいが、自分の中で「完璧な瞬間」というものがある。
「完全に満たされた瞬間」、「足りないものが何もない状態」、とも言えるかもしれない。
まあ、言い換える必要はない。
なかなか無い瞬間だけど、それは突然やってきて、自分の時間を止めてしまう。
一昨日の蓮沼殿下海岸ビーチパーティーに、そんな瞬間があった。
仲間との一体感のある良いステージが終わって、告知を見て来てくれた9年ぶりの友人と
あれからのこと、これからのことをひとしきり話した。
ビールもちょっと飽きてきたので、ラムコークを頼んで砂浜でゴキゲンな音楽に体を揺らしていた。
一昨日は風が強くて寒いくらいだったんだけど、ふと優しい風が吹いて、空を見上げた。
「その」瞬間がきた。
自分の中での、完璧な瞬間。
しばらく思考が停止して、空を見上げたまま身動きが取れなかった。
過去の後悔も未来への不安も、みんな潮風に飛ばされ、太陽に浄化され、
色んなことが繋がって、今ここにいられる幸せを噛みしめていた。
幸せすぎて涙が出そうだった。
今こうして文字にしているだけでも、こみ上げてくる。
あのとき見上げた空の青さと雲の残像が、今でも焼き付いて離れない。
そして、ずっと忘れないだろう。
そんな最高な瞬間を味わったものだから、ついつい呑み過ぎて
予約した旅館の玄関にあるソファーで朝を迎えたのでした(笑)
何はともあれ、主催のBlue Back Starの皆様、共演者とその家族、
見に来てくれたり関わっていただいた皆様に本当に感謝です。
最高な時間・空間をありがとうございました!
また来年楽しみにしていまーす!